Web SDKでのカスタムコネクタ
Web SDKでカスタムコネクタを作成・統合する方法をご案内します。既存のテンプレートを活用しながら、独自のコネクタを構築する手順を順を追って解説します。
Web SDKは公式コネクタを@0xsequence/connect-connectorsパッケージで提供していますが、追加のウォレットに対応するためにカスタムコネクタも統合可能です。このガイドでは、カスタムコネクタの作成と利用方法を説明します。
カスタムコネクタの作成
カスタムコネクタを作成する際は、既存のコネクタをベースにすることができます。例えば、Metamask Connectorは良い出発点です。以下はカスタムコネクタ作成の例です:
コネクタが他と重複しないよう、必ずユニークなid
を設定してください。また、name
やlogoDark
、logoLight
などの項目をカスタマイズすることで、Web SDK上での表示も調整できます。
wagmiのcreateConnector
関数は初期化済みのコネクタを返す必要があります。Web SDKのコネクタはWagmiコネクタのラッパーなので、公式のWagmiコネクタがあればそれを利用し、必要に応じて独自に作成することも可能です。
カスタムコネクタの詳細な作成方法については、Wagmiのカスタムコネクタガイドもご参照ください。
カスタムコネクタの利用
カスタムコネクタを利用する場合、getDefaultConnectors
ユーティリティ関数は使えません。代わりに、カスタム設定をWeb SDKに渡す必要があります。
まず、カスタムコネクタを含むコネクタのリストを作成し、Wagmiの設定に渡します:
次に、Web SDKの設定でsocialAuthOptions
またはwalletAuthOptions
フィールドに、カスタムコネクタのid
を指定して利用します:
カスタムコネクタの共有
カスタムコネクタを作成したら、プルリクエストでぜひご共有ください。他の開発者もあなたの成果を活用でき、Sequence Web SDKとのシームレスな統合が可能になります。
カスタムコネクタのエコシステムを広げて、みんなで盛り上げましょう!❤️