セットアップ
Sequence インフラストラクチャスタックを利用した web3 ゲーム向け Unity SDK セットアップのドキュメントです。
セットアップ
- Sequence Builder で Embedded Wallet の設定 を行ってください。
- Builder UI から Unity 用設定 ScriptableObject
SequenceConfig.asset
をダウンロードします。
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ダウンロードした
SequenceConfig.asset
ScriptableObject を Resources フォルダのルートに配置してください。Resources.Load で読み込まれます。設定値(特に以下)を必ずご確認ください:a)
Url Scheme
- これはアプリケーション固有の文字列に必ず置き換えてください。非常に重要です。これを怠ると、ソーシャルサインイン時に予期しない動作が発生し、正常に動作しません。b)
StoreSessionPrivateKeyInSecureStorage
- 一部のプラットフォームで利用可能:プラットフォームのネイティブなセキュアストレージシステムと統合しています。有効にすると、セッションウォレット情報(プライベートキーを含む)をセキュアストレージに保存し、アプリを閉じた後も自動的にセッションの復元を試みます(そのため、再度ログインする必要がありません)。これを無効(デフォルト)にするか、非対応プラットフォームの場合、セッションウォレットのプライベートキーはアプリケーションの実行メモリから外部に出ることはありませんが、ユーザーはアプリを閉じるたびに再度サインインする必要があります。デフォルトのSequenceLoginWindow
ひな型(Bootstrap your Gameを参照)は、この挙動も自動的に処理し、適切なページへ遷移します。c)
EnableMultipleAccountsPerEmail
- デフォルトでは、SDK は1つのメールアドレスにつき1アカウントのみ作成可能です。アカウントは最初に利用したログイン方法(メール+OTP、PlayFab、Google など)に紐づきますが、追加のログイン方法も関連付け可能です(詳細は認証セクション参照)。EnableMultipleAccountsPerEmail
を有効にすると、1つのメールアドレスで複数アカウント(異なるログイン方法ごと)を作成できます。ただし、この動作はエンドユーザーにとって混乱を招く可能性があるため、基本的にはデフォルトの無効設定を推奨します。