セカンダリーセール/ユーザー間取引は、Marketplace API によって実現されています。

ユーザーは、Unity のマーケットプレイスSDKを通じて、ERC721/1155を仮想通貨(デフォルトで通貨抽象化が有効)や、利用可能な場合はクレジットカードで相互に売買できます。

基本を理解する

マーケットプレイスの詳細に入る前に、まず基本的な概念を押さえておきましょう。

注文(オーダー)

注文には、リスティングとオファーの2種類があります。

Listings は、特定のコレクティブル(コレクティブルはチェーン、コントラクトアドレス、トークンIDの組み合わせ)を、指定した通貨で1つあたりいくらで販売したいという意思表示です。リスティングが作成されると、他のユーザーが検索・購入できるようになります。

Offers は、特定のコレクティブルを指定した通貨で1つあたりいくらで購入したいという意思表示です。オファーが作成されると、他のユーザーが検索・販売できるようになります。

注文の作成・成立・キャンセルを行うには、利用するメソッドに応じた Generate_Method_Transaction コールを使う必要があります。これにより、目的のアクションを実行するための Step[] が得られ、トランザクションとして送信できます。詳細はドキュメントの注文の成立セクションをご覧ください。

通貨について

通貨とは、プロジェクトおよびチェーンごとにマーケットプレイスで利用できるようホワイトリスト登録されたERC20トークンまたはネイティブトークンです。Sequence Builderでホワイトラベルマーケットプレイスを作成する際、カスタム通貨として追加することでプロジェクトのホワイトリストに新しい通貨を登録できます。詳しくはこちらのガイドをご覧ください。すべての注文はホワイトリストに登録された通貨で価格設定されている必要があり、そうでない場合はAPIで無視されます。

コレクション

コレクションとは、ERC721またはERC1155コントラクトアドレスで識別されるコレクティブルのグループです。

コレクティブル

コレクティブルとは、ERC721/ERC1155コントラクトアドレスとトークンIDで識別されるコレクション内の特定のアイテムです。