このページは概要です。詳細はTrailsドキュメントや公式サイトをご覧ください。
主なメリット
- EOAやスマートウォレット(埋め込み型・外部型)から、1回の確認で決済可能です。
- 統合流動性:チェーンやトークンをまたいで残高を確認し、最適なルートを提案。
- 自動オーケストレーション:必要に応じてスワップやブリッジを行い、最終的なターゲットコールを目的のチェーンで実行します。
- ノンカストディアル:ユーザーが署名し、Trailsが資金を保持することはありません。
主な利用例
- 支払い:ミント、購入、サブスクリプション、アプリ内通貨のチャージなど。
- 資金追加:プロトコルへの入金やオンチェーンアカウントへの資金補充。
- スワップ:アプリ内での低遅延クロスチェーンスワップ。
- 運用:ボールトやストラテジーへの入金。
仕組み(概要)
1
インテントの定義
アプリが、送信先チェーン・ターゲットコントラクト/コール・希望する金額/通貨を指定します。
2
確認とルーティング
Trailsがユーザーの残高を確認します。パススルーが可能な場合はそれを利用し、難しい場合はクロスチェーン/トークンのルートを提案します。
3
オーケストレーションと実行
Trailsが必要なスワップやブリッジをまとめ、ユーザーが確認できる最終トランザクションを提出します(署名は1回のみ)。
始め方
- インストール:
pnpm add 0xtrails
- ドキュメントと例: docs.trails.build/home
- Sequenceと併用: アプリUIから Web SDK と一緒にTrailsを起動したり、Checkout SDK と組み合わせてカード決済経路を提供できます。
TrailsはEVMチェーンを対象とし、どのウォレットでも利用可能です。対応チェーンや設定については公式Trailsドキュメントをご覧ください。